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海外では「ハラキリ(Harakiri)」?日本の歴史を知る

ハラキリ_切腹 雑学

オーストラリアで働いていた時、同僚が突然「日本の“ハラキリ”について教えてほしいんだけど」と聞いてきました。

モカ
モカ

えっ!? ぱーどぅん!?

発音が良すぎて聞き取れない、そして普段から考えているようなことでもないため最初はなんのことだかさっぱり。しかし話をよく聞けばどうやらそれが日本で言ういわゆる「切腹」のことだったらしいのです。

日本史は割と好きな方ですが、切腹と言われても「昔の武将が行っていた自決方法の一つ」としか答えられず。オーストラリア移住前は母国でジャーナリストをしていたという彼女の興味を引いたこの「ハラキリ」について、ちょっとお話します。

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ハラキリの歴史

Samurai

そもそもの始まりは平安時代ということ(鎌倉時代という説もあり)。

この頃には切腹が名誉ある死だという認識はなく、自決方法にしてもいろいろだったといいます。その認識が徐々に変わり始めたのは、室町・戦国時代の辺り。がらりとイメージが変わったのは、戦国時代に起きた備中高松城の戦いで城主・清水宗治が切腹したことがきっかけだったようです。

歴史が好きな人ならば、名の知れた戦国武将などにはおおよそにして切腹を美徳とするイメージが付いてくるのではないでしょうか。

以降、切腹は「尊厳ある死」として、自決や刑罰として行われてきました。

ハラキリにも作法がある!?

切腹_作法

日本に少しでも興味がある人は「ハラキリ」という言葉を知っていることもあるようですが、なかなかそこに作法があるということを認識している人はいません。恐らくただ腹を切るだけと思っているのではないでしょうか。(という私も、自分が日本史を好きになるまでは知りませんでした…)

最初こそただ腹を掻き切って果てるという凄まじい自決方法だったようですが、武士のみに許された美徳ある死にざまであるという考えが確立してくると、介錯人という人が登場します。介錯人とは、切腹する人の苦しみを軽減するために、切腹後に首を切り落とすなどして補助する存在のことです。

腹の切り方については、腹を横に掻き切る「一文字腹」や十字に切る「十文字腹」などがあったそうです。

モカ
モカ

うへえ…、聞いただけで怖いし痛いよ~!

ちなみに、例えばサムライがまだ現存すると思っている外国の人がいるように、本当にたまにですが「まだハラキリって日本で行われているの?」というような質問に出合うことがあります。切腹が日本で風習として最後に行われたのは明治初期と言われています。

海外で起きた悲惨な事件

海外_事件

さて、元はジャーナリストだったとはいえ、同僚はなぜそのようなことを唐突に聞いてきたのでしょう。その答えは、どうやら海外で発生した事件に起因するものだったようです。

ハラキリ自殺

その事件とは、日本に住む51歳のイギリス人日本刀コレクターがコレクションの一つである刀を腹に突き立てて自害したというものです。海外の国を訪れ、近年は日本で暮らすようになっていた男性は休暇があると自分の国に帰っていたようで、しかし今回の帰国については体重も減り、ほとんどの時間を自分の部屋で過ごしていたということ。

この事件は海外でも「British samurai expert kills himself by committing ‘hara kiri’ and falling on his sword in bedroom」という風に報道されていて、これをきっかけに同僚も元ジャーナリストの血が騒いだようでした。

まとめ:日本のことでも知らないことはたくさんある

本当は作法や手順についてなどまだまだ書き連ねたいことはたくさんあるのですが、あまり生々しい話をすると具合が悪くなってしまいそうなのでこの辺にしておきます。ただ、その元ジャーナリストの同僚から教えてもらったのは「自分の国のことでも知らないことがたくさんある」ということ。

知っているようで知らないことってきっとたくさんある。

それをこれからも追求していければいいなと思います。

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