【高校留学】日本とニュージーランドの高校は何がどう違う?【体験談】

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授業は全て選択制。
1日5時間。
昼休みにはみんなでレクリエーション。
全部移動教室。

ランチにはハムとチーズ、レタスを挟んだだけのペラッペラのサンドイッチ。

こんなニュージーランドの高校生活をちょっと覗いてみませんか?

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とてつもない田舎の学校だった

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日本とニュージーランドの高校を比較する前に、まずは私が当時通っていた高校やその環境についてお話したいと思います。なぜなら、今回の記事は「みんなこうです!」ということではなく、あくまでも「私はこうでした!」という体験談の一つとして読んでいただきたいから。

留学生活は人それぞれです。

まず私が留学生活をスタートさせたのは、驚くほど田舎の学校でした。

あっれえ…、隣の家が見えないやあ…。

これがホームステイ先に到着した時の率直な感想。目の前には牛、牛、牛、牛。羊はいない。なんだか期待が全て裏切られたような気がして、海外生活初日にして途方に暮れたのを覚えています。

学校に行くのは朝と夕方に一本ずつしか出してくれないスクールバス

放課後にこれを逃してしまうとホストファミリーに迎えに来てもらわなければならなくなりますが、私が滞在していた家の人は全員遅くまで働いていたので迷惑はかけられない。

それなのに私のスクールバスが出発するのは授業終了の鐘が鳴ってから10分後だったということもあり、放課後になるといつも校内を爆走する毎日でした。

数カ月ほどして諸事情によりホームステイ先が変わり、今度は学校から歩いて行ける場所にお引越し。近くには「タウン」と呼ばれる街の中心地がありましたが、それでもカフェと廃れたバー、テイクアウェイ専門店、そしてスーパーマーケットが1軒ずつ。これで終わり5分もあれば徒歩で一周できる大きさの街です。

全ての店が夕方には閉店、そして休日には開店すらしないという寂しさ。そのため、私たち留学生ができることといえばひたすら勉強あるのみでした。

そんな場所にある高校と日本の高校では一体何が違うのでしょうか。

制服&校則

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外見から違いが分かりやすいのは、まずは制服でしょうか。

私が通っていた学校の制服の基本スタイルは日本と大して変わらず、女子はスカートにブラウス(+セーター)、男子は長ズボンにシャツ(+セーター)といった感じでした。靴も靴下も、冬に着用を許可されているジャケットも全て学校指定

ただし、女子には半ズボンや長ズボンという選択肢があり、自由に決めることができました。そして正装を求められるとき以外はサンダルもOK。

私はブラウス(+セーター)と半ズボン、サンダルというスタイルで通っていました。しかも一年中。冬に足の指先を真っ赤にしながら通い続けていたら、先生に「見てるこっちまで寒くなるから靴を履きなさい!」と怒られたのは良い思い出です。

そして、校則。

私の高校には主に3つのルールが設けられていました。

ピアスは一つまでで、スタッドのみ。
染髪は禁止。
携帯電話の使用禁止。

これらを破ってしまうと、ディテンションやインポジションといって校内の掃除や先生の手伝いなど、罰則が与えられます

どうでしょうか。

「海外なのに意外ときっちりしてる…」「やっぱり日本とは違う!」――いろいろな意見があったかと思います。ちなみに当時の私の感想は、どちらかと言えば前者でした。

ちょっと違った生徒の日常

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ここからは学校内部の出来事やイベント、システムを見ていきたいと思います。ニュージーランドで長く高校生活を送っているとついこれが常識になってしまいがちですが、改めて思い返すと日本とは違うことばかり。

しかもそれが今につながっているのですからなおさら、人生何が起こるか分かりませんね!

自分のクラスがない

アメリカやイギリスで作られた青春もののドラマを見る人なら多少想像が付くかもしれませんが、基本的に自分のクラスというものはありません

先生が自分の担当クラスを回る日本に対し、ニュージーランドは生徒が自分の時間割に合わせて教室を移動するスタイル

ただ唯一海外ドラマと違うのは、私の学校にはロッカーすらなかったということ。なので一日中鞄を持ち運ぶことになります。

モカ
モカ

置き勉ができる日本、素敵!

でもホームルームはある

自分のクラスがないからといってホームルームがないのかというと、そうではありません。

朝と昼の2回、入学時から決められたホームルームに顔を出さなければいけませんでした。朝は点呼のため、昼は読書タイムのため。

このクラスに所属する生徒の年齢はバラバラで、下は中学1年生から上は高校3年生までがランダムに配置されています。入学から卒業までクラス替えはないので、うまくやっていきたいところですね。

定期的に集会がある

日本でも校内集会が行われることがよくあると思います。

私がここで言及したいのは、ただの集会ではなく「レクリエーション集会」だということ。昼休みの読書タイムを使って、何クラスかのホームルームが集まってエクササイズをするのです。

内容は鬼ごっこや徒競走といったオーソドックスなものから、先生方独自で編み出したよく分からない変なものまでさまざま。

私は基本的に、

モカ
モカ

ハッ、高校生になってまでこんなことできっかよ(嘲笑)。

とかなり斜に構えた子どもだったので、よく先生に「参加しろ!」と怒られていました。本当は運動が苦手だっただけです。(先生ごめんね!)

ランチはパンにハムやチーズを挟んだだけ

日本人が直面する大きな問題の一つとして、食生活という部分が挙げられるのではないでしょうか。

ニュージーランドの生徒が食べるランチは主に、パンにハムやチーズ、レタスを挟んだだけの薄いサンドイッチ(もしくはジャムを塗っただけの場合もあり)、そして軽いスナックとフルーツ(リンゴかバナナ)です。中にはニンジンを丸かじりしている人がいたりもします。嘘のようですが本当の話です。

これに慣れられるか否かで、その後の生活が大分変わるはず。

授業は5教科選択制

高校生になると必修教科がなくなり、全ての授業を自分で選択していく形になります。恐らくこれは学校によっても違うのかもしれませんが、私の通っていた高校は5教科のみの選択。

一日5時間制なので、毎日繰り返し同じ授業を受けるわけです。

「えっ、そんなに楽なの!?」

必修教科が多い日本で教育を受けた、あるいは受けている人たちからこんな声が聞こえてきそうですが、「楽」と言うのは少し違います。

なぜ全ての授業が選択制になるのかというと、高校は大学に進学するために勉強するところだから。

大学にはさまざまな学科・学部がありますよね。

ニュージーランドの大学に進学するためには、「この学部に進むなら会計学の成績が必須」「これを専門に勉強したいから地理学でこれだけの成績を収めなきゃ」というように、高校生のうちから専門性を問われるのです。

会計学、数学(微積分学、統計学)、化学、メディア学、地理学、語学(フランス語、マオリ語、スペイン語、日本語)、インフォメーション・デザイン、建築学、デザイン学など、ざっと挙げるだけでもかなり専門的な授業になってくるというのが分かるかと思います。

このうちから、自分が将来目指す道を考えて選んでいく。これがニュージーランドの高校です。

(ただし、苦手な科目で無理をしすぎる必要はないので、日本人なら当たり前に受けているような授業内容を知らないのがたまにきず)

まとめ:どちらが良いということもない

プロフィールにも書いてありますが、私は日本の高校に通った経験もあります。

そのうえで改めて思うのは、どちらがより良いということはないということ。要は、どちらが優れているかではなく、どちらが自分に合っているかだと思うのです。

若いうちからなかなかできない貴重な経験をするという意味では高校留学をおすすめしたいところですが、その経験がどう生きてくるかというのは後にならなければ分からないところ。

何が言いたいのかと言うと、

比べても仕方ない! やりたい方に行ってみよう!

ということです。以上!

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