ワールドカップ2019開催に向けて。ラグビーの歴史と基礎知識【ルール・反則】

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ニュージーランドのナショナルスポーツといえば、言わずもがな知れたラグビー。

特にナショナルチームの「オールブラックス(All Blacks)」は世界的にも有名ですよね。(え、知らない? 下記でご紹介します!)

シルバーファーンのロゴがついた黒いジャージ。これにニュージーランドの男の子は誰もが必ず一度は憧れるんだそうです。それぐらい、ラグビーというのは国民的な競技。

私の通っていた高校にもラグビークラブがあったのですが、スクラムを組むときの迫力と言ったらもう…。

さて、4年に一度開催されるラグビーワールドカップの2019年大会が目前まで迫り、チケットを購入した、あるいはテレビ中継で観戦する予定があるという人も多いのではないでしょうか?

今回は、ラグビーワールドカップや競技のルールについて、お話したいと思います!

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ラグビーの歴史

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いまやニュージーランドの国技ともされているラグビーですが、日本の相撲とは少し違って、発祥の地がニュージーランドというわけではないのです。※もっと詳しいことは別途記事でご紹介する予定です。

ウェブ・エリス少年

現在のラグビーという競技の形が出来上がったのは、1820年代のイングランドラグビー校(Rugby School)の生徒ウィリアム・ウェブ・エリス(William Webb Ellis)がボールを持って前に走るというプレーを見せたことがきっかけだと言います。

ちなみにこの頃はまだラグビーとフットボールは区別されていなかったとのこと。手で持つのはいいけれど、蹴って進まなければいけないというルールがあったそうなので、突然ボールを抱えたまま走り出したらみんな「!!??」となりますよね。

それが今では全世界的なルールとして統一されてしまったのだからすごい。

さらに、ラグビーワールドカップの優勝国に送られるトロフィーの名称は「ウェブ・エリス・カップ」。上記のエリス少年に由来するものです。

ニュージーランドで初の試合

イングランドで発祥したラグビーをニュージーランドに伝えたのは、チャールズ・モンロー(Charles Monro)という若者

彼はラグビーのルールが国境を越えて統一され始めた1860年代にイングランドでラグビーを学び、ニュージーランドに帰国してからネルソン・フットボール・クラブ(Nelson Football Club)に「ラグビーに挑戦してみてはどうか」と勧めたのです。

それが現実となったのは1870年5月のこと。ニュージーランドで行われた初のラグビー試合となりました。

オールブラックス結成

ニュージーランドの代表チームが初めての海外遠征に行ったのは1884年。オーストラリアのニュー・サウスウェールズ代表と対戦し、見事勝利しました。

現在にもつながっている「オールブラックスといえば黒のジャージとシルバーファーン」というのは、ニュージーランド・ラグビー・フットボール協会(New Zealand Rugby Football Union)初の総会で決定されたとのことです。

(情報元:New Zealand Rugby Museum「Black, Black, Black.」、New Zealand Rugby「Rugby’s history」、100% Pure New Zealand「ラグビーの歴史」)

 

ルールについての基礎知識

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屈強な男たちが激しくぶつかり合う試合を見るのもいいけれど、ルールを知っていた方が100倍楽しめる! ということで、基本的なルールをQ&A形式でご紹介。

Q1. 何人で行うスポーツなの?

1チーム15人です。つまり、相手チームも含めるとフィールド上には30人のプレイヤーがいることになります。ボールを持って敵地に陣地を広げていくことから、ラグビーは「陣取りゲーム」とも言われています。

Q2. 試合時間はどれくらい?

前半後半の2部構成で、それぞれ40分。前半戦終了後には10分間のハーフタイムが設けられます。

Q3. よく聞く「トライ」ってなに?

ラグビーにはいくつか得点方法があって、トライはそのうちの一つ。

ゴールライン上、あるいはラインを越えてボールを地面に付けると5点獲得というものです。トライをするとどうなるかと言うと、得点が入るだけでなくコンバージョンキックの機会が与えられます。

コンバージョンキックとはトライを決めた側に与えられるゴールキックの機会のことを言い、これでゴールが決まると追加で2点獲得できるのです。

トライにはもう一つ「認定トライ」と呼ばれる形もあり、これはいわゆる「相手チームの反則があったからトライには至らなかったけど、いやいや、反則がなかったら確実にイケてたデショ!」という審判の判断があったプレーのこと。

認定トライが認められると5点が追加されるのに加え、コンバージョンキックは無しで自動的に2点が加算。つまり7点もポイントが入るのです! すごい!

ちなみに認定トライは「ペナルティトライ」とも呼ばれます。

ほかにも、相手が反則した場合は、反則地点からのキックチャンスが与えられ(「ペナルティキック」と言う)、ゴールポストの間を通過すると3点獲得。また、試合中によく見る光景ですが、一度地面にバウンドされたボールをキックし、それがゴールポストの間を通過しても3点の加算(「ドロップゴール」)となります。

なお、ラグビーでの得点方法はいくつかあるものの、主には「トライ」「キック」の2種類に分類されます。

Q4. 反則ってどういうこと?

例えば、「ノックオン」

ラグビーというのは球技としては非常に珍しく、ボールを前に投げてはいけないスポーツです。

えっ、どういうこと?

という声もちらほらと聞こえてきそうですが、ラグビーではボールを抱えて前に走るか、自分よりも後方にいる選手にパスを回すかのどちらかでしか前に進むことができません。(そしてパスをもらった選手が前に走る)

簡単に言えば、選手は基本的にボールよりも前に出てはいけないということですね。

そのため、ボールを前に落とすことも禁止。抱えていたボールを自分よりも前に落としてしまうと、ノックオンという反則として数えられてしまいます。

また、パスを回すときに少しでも自分よりも前にボールを出してしまうと、これも「スローフォーワード」という反則。

さらに、ボールを持っている選手に対してはタックルすることができますが、タックルされた方が地面に倒された場合は速やかにボールを手放さなければなりません。持ったままでいると「ノットリリースザボール」という反則になります。(でもタックルされた選手って大抵相手チームの選手が上にのしかかるようにして絡み合っているから、なかなかボールを手放すのも難しいみたい…)

そしてここにも関連してくるのが、「ノットロールアウェイ」という反則。タックルされて地面になぎ倒されると、ボールから手を離さなければならないというだけでなく、ボールの上から速やかにどかなければならないというのがラグビーのルール。これは例え上に人が乗っていても普通に適用される規則です。

転がって離れる、という意味合いですね。英語で考えれば分かりやすい!

続いては「オフサイド」。少しややこしいので、詳しく知りたい方はこちら! 簡単に説明すると、「ボールを持っている選手よりも前にいる(オフサイドにいる)ときにはプレーに参加しないでね!」ということです。

まだまだある反則ルールですが、全て書き連ねているとかなり長くなってしまいそうなのでこの辺で。詳細は下記をご参照ください。

(参照元:ラグビーのルールと用語の紹介サイト

 

まとめ:奥が深いラグビーの世界

高校時代はよく学校代表としてプレーしている同級生を見て「大迫力! 格好良い…(うっとり)」となっていたものですが、実際に基礎知識として情報を集めてみると、かなり奥が深いということが分かるラグビーの世界。

一度に全ては紹介しきれないので、オールブラックスやラグビーのポジションと役割、ワールドカップについてはまた別途お話する機会を設けたいと思っています。

ラグビーワールドカップ2019の開催まであと少し。帰国することは難しいかもしれませんが、結果だけは追い続けていきたいところです。

ニュージーランドと日本、どちらを応援するかって?

もちろんどちらも、ですよ!

 

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