ワーキングホリデー理想と現実【ニュージーランド】

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Kia Ora!

 

いつだったかツイッターでもコメントをしたこちらの記事。
Working holidaymakers leaving New Zealand ‘disappointed and disillusioned’

 

簡単に和訳すると
「幻滅してニュージーランドを去るワーホリメーカーたち」。
取り上げられているのは、ワーキングホリデー制度を利用してニュージーランドにやって来た、2人の日本人女性。

 

「見つけられた仕事は日本食レストランでのウェイトレスと、日本の番組を放送しているテレビ局でのアルバイトだけだった」
「ローカルの人たちと友達になりたかったけど、ニュージーランド人が日本人に興味があるか分からない」

 

要はこんなことを言っています。
そしてこれに対して「海外なんだから受け身でいたって友達ができないのは当たり前」「甘えた考えだ」とコメントする人がいるのですが、ちょっと待った! ・・・と、私は言いたい。

 

基本的には私もその考えに近いのですが、
ぶつぶつと文句を言いたくなる人の気持ちも分からなくもないのです。

 

今回はワーホリメーカーとして海外で生きていくことについて、お話したいと思います。

 

 

まず、仕事について。
記事に書かれている人たちが最善を尽くした上で泣き言を言っているのか、私には分かりません。ただ、自分の経験を踏まえて話すのであれば、仕事探しはただアクティブになったところで必ず見つかるというわけではないということです。

 

オーストラリアでワーホリをしていた時、
毎日毎日何件、何十件、もしかしたら何百件も履歴書を配り歩きました。
でも見つからなかった。
家にいるときは常にインターネットを見て、履歴書を送付。クラシファイド掲示板に求人募集が掛かっている企業だったり、直接企業のウェブサイトを見て申し込んだり、果ては自分にできそうなこと、やりたいことがあれば募集が掛かっていなくてもメールを送ってみたり。
休日は、海外で大きなファクターとなるコネ作りのために、できるだけ外に出掛けました。

 

それでも3~4カ月、仕事は見つからなかった。
結局決まった仕事も「皿洗いでも何でもするんで働かせてください!」と直談判したところ。しかもお給料は最低賃金以下。

 

私は海外の高校を出ているので、ペラペラとまではいかないにしても、受からないのは英語力の問題ではなかったと思います。
それなのに初海外、しかも語学学校にもほとんど通っていないような友達が仕事を決めてきたりする。

 

そこに対して文句を言っても現状は変わらないから仕方ないのだけど、これって自分が頑張ればどうにかなるということではなく、タイミングの問題です。(当然努力するのは前提ですが)

 

だから多分、「ジャパレスしか働き口がなかった・・・」と落胆してしまう人は、渡航前に思い描いていた海外生活と現実のギャップに苦しんでいるのではないかな、と。
その苦しさは私もよく分かります。

 

でも「甘えるな」と言う人の気持ちもよく分かって、「英語ができない」「仕事が見つからない」と文句を言っている人はきっとどこに行っても不満ばかりになるのだろうと思う。
ネイティブでない私たちが英語ができないのは当然だし、英語ができない人にローカルの仕事はない。それはちょっと考えれば分かることで、自分がもし日本で飲食店を経営していたとしたら、日本語も満足に話せない外国人を雇おうとは思わないでしょう。

 

だから頑張るしかないんですね。
もし日本食レストランでしか働けなくて不満ならすぐに辞めて日本に帰る覚悟でローカルの仕事を探すか、同僚や上司は日本人でもお客さんは現地の人も多いのだから、接客しながらコミュニケーションを取って楽しく自分磨きをするか。

 

確かにワーホリに働ける権利はあるけれど、
仕事が全てではありません。

 

仕事は仕事と割り切って、外で友達を作るということもできたはずです。

 

しかもニュージーランドは多国籍国家。移民の国です。
そもそも何をもって「現地の人」とするのかも曖昧ですが、オークランドなどの大都市を歩いていても誰がキウイ(ニュージーランド人の呼称)で誰がヨーロッパ人かなんて一見分かりません。ヨーロッパ人に見えてもハーフのキウイということもよくあります。

 

それからもうひとつ、
「ニュージーランド人が日本人に興味があるか分からない」
ということですが、答えはずばり、

 

ないと言えばないし、あると言えばある。です。

 

どういうことかというと、
先述しましたが、ニュージーランドは移民の国。
外国人はそこら中にいますし、日本人だからといってチヤホヤされることはまずありません。
(日本人は割と印象が良いので、優しい扱いはしてくれるかもしれませんが)

 

日本でたまに見る「外国人と友達になりたい!」という人にはあまり会ったこともありません。

 

「どこから来たの?」「日本だよ」「あ、私行ったことあるよ~」
ぐらいの会話はできても、そこからキウイと友達になるのって本当に難しい。

 

というのも、
キウイの気質って日本人に似ているところが幾つかあって。

 

シャイで保守的で、堅実。
だからフレンドリーに接してはくれるけれど、そこから踏み込むのが意外と難技だったりします。
英語ができないのであれば尚更です。

 

彼らは「英語ができないのに海外で生活なんてすごい!」とは思ってくれません。「英語ができないのに何で来るの?」という考えに近いような気がします。もちろん人によるとは思いますが、私は実際にこれを言われたことがあります。

 

現実って厳しい。
海外で生活するって厳しい。

 

それが当たり前。

 

だから最初のうち苦しいのも当たり前。

 

海外にいるうちは、頑張るか帰るかの2択しかないのです。不満を口にしながら惰性的に滞在することほど無駄なことはありません。ただ、そういう人が多いのも事実。悲しいな、と思います。

 

せっかく自分で決めて行動的になったのだから、最後まで突き通して帰国後の自信につなげたいものです。

 

Ka Kite Ano!:)

 

 

Mocha-Travel

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